こんにちは、わかめご飯風ごはんです。
近年、断捨離やミニマリスト的な考えが普及していて、僕も「ものをあまり持たない」という考え方になっていました。
アニメや映画のDVDやBDも処分し、定額サービスでいつでも見れる状態に。
本はできるだけ電子化し、手元にあるコミックはのらみみとプラネテスだけに…。
必要な情報はPCの中に入れて、創作するときに僕が得る情報もPCから、この黒くて重たい箱にほぼすべてが入っているという状態でした。
だけどここ半年くらいで考えが変わってきました。
所有欲がふつふつ湧いています。
特に本がほしい。
いい感じの装丁や、でかい写真集。
これから少しずつ集めた本を「本棚に置いておきたい本」としてこのブログで紹介していきます。
続かなかったら「こいつ集めるの飽きたんだな」と思ってください。
伊藤敦志 -大人になれば-
Twitterを覗いていたら、この本がRTでまわってきました。
「お、オザケンの曲名と同じじゃん」
これが第一印象でした。
小沢健二の曲にも「大人になれば」という曲があるんです。
ジャズっぽい雰囲気とポップがいい感じで混ざっている曲で、僕は非常に好きな曲です。
好きな曲のタイトルと同じということもあり、なんとなしにツイートのリンクから商品ページへ飛んでみました。
シックだけど可愛らしいイラストの男性が立っている表紙。
買いました。見事なジャケ買いです。
早速届いてたので開封しました。
なんともコーヒーが似合いそうな本です。
なんかかわいいステッカーついてるー!
内容はある男性の日常の隙間に起こった少し不思議な出来事。
セリフはほとんどなかったので、漫画というより絵本に近いかもしれないです。
ストーリーもシンプルなので、子どもから大人まで楽しめると思います。
なんとなく無垢な小学生くらいの子どもと一緒に読めたらいいなーと思うような本です。
作者の伊藤敦志さんはデザイナーで、5年かけて仕事の傍らこの本を作ったとか。
きちんと一冊の漫画を完成させるのはとても根気がいることだと思います。
「大人になれば」が第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の新人賞を受賞しました。自主制作のこんなマイナーな作品を評価していただいて本当に光栄です。。ありがとうございます。 https://t.co/LQjr5G7GGt
第二版はまだありますので、よろしければこちらから→ https://t.co/vyTfINMFOa pic.twitter.com/vB3zHBIZFa— 伊藤敦志 (@airsdesign) March 6, 2020
文化庁メディア芸術祭マンガ部門の新人賞も受賞されたようです。
ノリで買いましたが本棚に置いておきますっ。