先週は暗めの映画が多かったので、今週は割と優しそうな映画をチョイスして見ました。
 あと3Dプリンターとか買い物めちゃくちゃした。
| タイトル | 監督 | 視聴手段 | 
|---|---|---|
| リンダはチキンがたべたい! | キアラ・マルタ、セバスチャン・ローデンバック | Amazonプライム | 
|  カルメンという名の女 | ジャン=リュック・ゴダール | U-NEXT | 
|  キャスパー | ブラッド・シルバーリング | U-NEXT | 
|  僕らの世界が交わるまで | ジェシー・アイゼンバーグ | U-NEXT | 
| X エックス | タイ・ウエスト | Amazonプライム | 
| インフィニティ・プール | ブランドン・クローネンバーグ | Amazonプライム | 
|  ALWAYS 三丁目の夕日 | 山崎貴 | U-NEXT | 
今週のシネマ・インプレッション
僕らの世界が交わるまで
10代の頃の突かれたくない部分を突かれたような映画だった。 
 ストレンジャー・シングスに出ているフィン・ウルフハードが出てるってだけで見たんだけど、彼がこんな役をやったというのが意外だったし、子役として突き抜けたキャリアを手にしたのに挑戦的だなとも思った。
息子と母の全く別の方向を向いているようで、同じくらい気恥ずかしい行動を取っていて、逃げ道がなくなった時に二人が会って終わるタイトル通りの映画なんだけど、原題がWhen You Finish Saving the Worldでこっちのほうが皮肉効いてて好きだ。
政治に関心のある女の子に興味を持った息子が自分も同じ目線で話そうとして母に教えを請うたらド正論を突きつけられちゃうのとか絶妙なミーハー具合を描いていてすごい。 
 あんまりいないキャラクターだなと思った。 
 ブレずにポップさ、ミーハーなところを貫き続けるのは見たことあるけど、一歩踏み込んで、というか割と真逆の世界に関心を持って門前払い食らうみたいなのってパッと思い出せないくらい新鮮なキャラクターだった気がする。
母は反りが合わない息子に変わって同じ学校に通っている子を理想の息子のように接して押し付けているという痛さがメイン軸としてあったけど、個人的にはそれよりも無自覚な権力勾配を感じさせていた方がキツかった。 
 特にラストシーンでの理想の息子くんから言われた「大学へ行かなくても追い出さないよね?」は彼にとっては聞きたいけど聞けないワードで、この問題によって息子くんのリアル母との間で板挟み状態になっていたはずなので、作品内で最も緊迫感のあるシーンだった。 
 ある種生き死にに関わるくらいの問だし、人生を変えちゃうくらいの手綱を握っている相手からの期待って重いし痛いよな。
そんな息子と母を見守っている父が「二人とも自己愛が強すぎる」って切れるシーンは笑ったなー
リンダはチキンが食べたい。
ラフ画のような緩い絵柄のアニメーション映画。 
 物語をあらぬ方向へ引っ張っていく役の母が非常に自己中心的で母としても人としてもあんまり褒められないキャラクターなんだけど、全体的な緩さと母の周りの人間(主に姉)による強固なアシストによってめでたしめでたしな物語に収まっていた。 
 少し群像劇要素もあってなかなか楽しいアニメーション映画だった。
3Dプリンター買った
いつか買おう買おうと思っていた3Dプリンターをついに買った。 
 機種はA1 mini。フィラメントはマットなPLA
 多くの初心者はこれ買ってると思う。
 設定も簡単だし。
買った理由は今後販売予定のデータを個人的にもらったから。 
 外注とか友人に頼もうと思ったけど、良心の呵責に耐えられなくなりそうだったので、やめて自分で本体買ってプリントすることにした。 
 セッティングも難しくなく、ほぼほぼ躓かずにプリントすることができた。
ただこの機種はプリント部分がむき出しになっていて、プリント中はほんのり甘い匂い(おそらく体に良くないやつ)がするので、A1 mini専用のエンクロージャーも買った。 
 こいつの難点はフィラメントを本体に引っ掛けた状態では収まらないサイズということ。なんでだよ。
冬はいいけど、多分夏とか湿度が高い時期になるとフィラメントの糸引きとかあるだろうからフィラメントホルダーは使わなくなるんだろうけどね。
えいやと勢いで買ったものだったけど、これからどんどん使っていくことになりそう。
 やっぱり物として出力されたほうがモデリングも楽しくなるだろうし。
買ったものとは関係ないけど、理想は光造形のプリンタの敷居がもっと低くなればいいなと思った。 
 価格面ではなく工程面で。 造形から洗浄、二次硬化まで全部一つのハードでやってほしい。 
 こちらは手を汚さずにサポート材をパキパキ取るところから始めたい。





 
  
  
  
  
  
  
  
 



