聞く読書ことAudibleに契約して読書の腰が軽くなりました。
ただ、価格は決して安くないと思っています。
初月無料を試してみたり、「今月はとりあえず読破するわ」って気持ちで一か月だけ入る方法がいいかもしれないと思っています。
登録方法や使ってみて感じたメリットデメリット、おすすめの作品を紹介しますので、気になってる方は読んでみてください。
Audibleについて
Amazonが提供しているオーディオブックサービスです。
機械に読ませてるわけではなく、ちゃんと朗読なんです。聞いた時びっくりしました。
プロのナレーターや俳優、著者が読んでくれています。
ジャンルは小説、自己啓発、ライトノベル、落語など幅広いです。
以前はどのジャンルもAudible化してる本が少なかったのですが、最近は増えてきました。
特に受賞作家の作品や話題になっている作品は発売してすぐにAudible化されているものもあります。
料金
料金体系は2つに分かれています。
- 月額1500円で毎月コインを1枚もらって、Audible作品とコインを交換して読む。
- 会員にならずにAudible作品を単体購入(作品によって価格は異なるが1冊2500円ほど)
おすすめは間違いなく1.です。以下で説明していきます。
1.はサブスク体型です。
コイン1枚と本一冊を交換 というルールです。
コインは毎月+1枚増えていくので、長く会員になれば読める本の数も増えていきます。
このコインと交換した本はサブスクを解約しても消えずに残ります。
つまり一度交換した本は返品しない限り手元に残り続けるということです。
2.は毎月お金を払わずに一冊だけ購入できます。
どの本も2000円~3000円ほどするので、正直高いです。
一か月だけ入会してもらったコインを交換して解約すれば1500円で一冊読めますからね。
どう考えても1.のが特です。
初月は無料
上記でざっくり料金体系を説明しましたが、新規会員の初月は無料で利用できます。
つまり一冊は無料で読めるのです。
Audibleのページでどんな作品が読めるのかも確認できるので読みたい一冊を見つけてまずは無料で利用してみることをおすすめします。
使い方・登録方法
上記のリンクボタンをタップするとAudibleのページに移動できます。
赤枠から登録ページに進めば登録できます。
メリット・デメリット
サービスの質は高いと思いますが、以前と比べると料金体型が代わっていたりして、「以前の方が良かった」という声もあります。
使ってみて感じたメリット・デメリットを書いておくので、参考にしてください。
メリット
朗読は聞いていて心地がいい
プロのナレーターや俳優が感情をこめて読んでくれるのは没入感を高めます。
キャラクターの声もある程度分けて読まれているので、聞いてるだけでどのキャラクターが喋っているのかわかりやすいです。
再生速度を変えられるので自分の読むテンポに合わせられる
再生速度は変更できます。
僕は音だけ聞くときは等倍速で、kindleや紙の本と併せて読むときは1.5~2倍速で聞いています。
読書に集中できてるときほど倍速で聞きたくなるので、速度変更はありがたい機能です。
とりあえず読み進めてくれるというのは読書の腰を折らない
もっとも億劫だなと思うのは本に出てくる人物や設定を全く知らない状態だと思ってます。
読み進めてくるとどういう人物なのか、どういう世界設定なのかが分かってくるので波に乗ったようにスイスイ読めるんですけど、やっぱり導入は億劫だと思ってます。
Audibleはそんな億劫さを自動で読み進めてくれるため、「とりあえず流してみるか」という気分になって序盤の壁を乗り越えてくれます。
読書の腰が重いなと感じてる人にはぜひ試してみてほしいですね。
音からの情報だとすんなり理解できることが多い
これは人によると思いますが、僕はAudibleを使ってみて「音のがわかりやすいかも」と思いました。
文字から情報を入れるより音で聞いた方がわかりやすい人にはおすすめできます。
デメリット
価格がやっぱ高い
サブスク1500円はやっぱり高いと思います。
Audibleは月にコイン一枚なので、他のサブスクと比べると「高い」と感じる人は多いでしょう。ネトフリはたくさん映像見れてもっと安いですからね。
僕も高いなと思ってます。
ただプロのナレーターや俳優が朗読するという労力を考えると「こんなもんかな」とも思います。
映像は見る人が多いですし。読書する人たちのマスが映像コンテンツに比べて少ないのはしょうがないです。
冒頭でも書きましたが、「今月は本を読む」と決めて一か月だけ入る。みたいな方法がいいと思ってます。
いちいち解約したり再加入したりするめんどくささはあるので、サブスク管理が得意な人は出たり入ったりして利用するのが良さそうです。
細かい部分の読み直しには不向き
音声データなので、「n行前に戻りたい」といった細かい操作は向いてないです。
一応章ごとにデータは分かれていますが、聞き直すとしたら章の頭から聞いて、シークバーを触って勘で任意の場所を探すって方法になります。
これは唯一文章と音声データのミスマッチな部分かもしれないです。
結局は本とAudibleの併用になりがちなのでAudibleだけで読破はジャンルを選ぶ
部分的な内容なら音声だけでも理解できますが、本一冊読むとなるとやっぱり紙の本やkindleとの併用が必須だと感じてます。
音声だけで本を読むというのは一見「両手空いてるから他の作業しながら読書できるじゃん」と思いがちですが、たぶん無理です。
音だけで読書しようとすると結構集中しなければならないので、ほとんどの作業はできないです。
単品Audibleの価格がkindle本もついてる価格なら購入できるかもなと淡い希望を抱いています。
おすすめの作品
おすすめ作品を2つ紹介します。
Audibleで読んだ作品の中からAudibleならではの理由も添えているので、「そういう利点もあるのか」と思ってもらえたらうれしいです。
氷菓シリーズ
この作品を勧めるというよりは「原作小説やラノベがアニメ化されている作品」をおすすめします。
作品によってはアニメで担当されていた声優さんが読んでいるものもあるんです。
大抵アニメは尺の関係により細かい設定などをカットして作られているので、より作品を深く楽しむためにAudibleとの相性は非常に高いと感じました。
氷菓は描かれていない話もありますし、原作を読むことで登場人物の関係もきちんと書かれています。
おすすめです。
三体
非常に話題となっている小説ですね。
続編の三体Ⅱは発売されてすぐAudible化されていました。
この作品は中国が舞台です。登場人物も中国人です。
名前読めないです。
葉哲泰
こちら序盤で出てくる物理学者の名前なんですけど、読めますか?
イエ・ジョータイと読みます。
このような名前がゴロゴロ出てきます。
もちろん本の頭には登場人物紹介があって、読み方も書いてあります。
でもいちいち見返すの面倒ですし、いったん話の流れから目をそらすと没入感が薄れますよね。
その点Audibleは勝手に名前読んでくれるので読書への没入感を壊さずに読み進めることができました。
こういった読めない名前やちょっと複雑な設定が書かれている小説もAudibleとの相性は高いなと感じています。
まとめ
サービスは概ね満足しています。
おすすめで紹介した三体はAudibleがなかったら確実に積んでた作品なので、導入してよかったと思ってます。
やはり他のサブスクと比べると価格は高いので、初月無料を利用したり、「今月は本を読む」と決めて加入するのがいいでしょう。
この記事読んで「興味でた」って人は是非利用してみてくださいね。