今週はあまり刺さらなかった映画、暗い展開の映画が多かった印象。 
 以下見た映画です。
| タイトル | 監督 | 視聴手段 | 
|---|---|---|
|  BULLY ブリー | ラリー・クラーク | U-NEXT | 
|  Love Letter | 岩井俊二 | U-NEXT | 
| 箱男 | 石井岳龍 | Netflix | 
|  マーズ・アタック! | ティム・バートン | U-NEXT | 
|  人生はビギナーズ | マイク・ミルズ | U-NEXT | 
|  T2 トレインスポッティング | ダニー・ボイル | U-NEXT | 
|  レクイエム・フォー・ドリーム | ダーレン・アロノフスキー | U-NEXT | 
|  ANIARA ア二アーラ | Pella Kågerman、Hugo Lilja | U-NEXT | 
今週のシネマ・インプレッション
T2 トレインスポッティング
今週見た中だとT2 トレインスポッティングが一番のお気に入り。 
 2作目の、特に1作目がカルト的に人気な作品の続編ってだいたいつまらないから。
 ハードル上がっちゃう問題もあると思うんだけど、T2は20年後という時間をほんとうまく扱ったなと感じた。 
 劇伴も1作目に劣らず良かった。今週はちょこちょこサントラ聞いてたな。 
 最も好きなシーンはベグビーに捕まった時のスパッドの表情。
 カートゥーンかってくらい個性的な表情で、ある種コミック・リリーフ的なスパッドの良さがこれでもかってくらい出てるシーンだった。 
 だけどマークから残されたお金は全て薬物に使っちゃってたんだってことが分かるシーンは悲しかったな。 
 そういうただのコミック・リリーフと感じさせない負の部分も多分にあるから魅力的なキャラクターになってるんだろうね。
Love Letter
岩井俊二とウォン・カーウァイは平成にしかない雰囲気をパッケージングしてきた2大監督だと思っていて、監督の長編1作目のLove Letterからもそれ感じることができた。 樹(女性)の実家とか。
 近年は北欧や無機質な部屋がおしゃれって風潮があるけど、当時は和と洋のごちゃまぜで大味な家具とかがおしゃれだったんだろうなと思わせる。 
 そんな当時のトレンドも今見るとノスタルジックだったり、映し方によってはJホラーに必要な陰影の増長を手助けしたりもする。 
 樹が着ていた落ち着いた色のセーターとか、ごちゃごちゃした花がたくさん描かれている毛布とか、ちょっと埃っぽい匂いまで伝わってくる小道具たちにいちいち感動した。
あとはBULLY ブリー、レクイエム・フォー・ドリーム、ANIARA アニアーラと割と暗い展開の作品が多かった。 
 映画を見る時は基本的にあらすじ、内容見ないようにしてるから今週は運悪く重なったなと思った。しょうがないね。 
 どの作品も嫌いとかではないけど、気分的にも暗い映画の気分じゃなかったなという感想が強く出てしまった。
養命酒始めたけど合わなかった
毎年冷え性に困っていて、いろいろ対策はしてるものの体質から改善してーって気持ちになったので養命酒を買ってみた。 
 一週間くらい飲み続けていたんだけど、胃痛で寝付きが悪くなったり、吐き気もあったので飲むのを辞めた。 
 お酒は苦手だってわかっていたけれど20代中盤まではよく飲み会に行っていたし、養命酒くらいいけるだろって思っていたけど、無理でした。 
 これではっきり「体にお酒が合わない」って答え合わせできた気がした。 
 味はシナモン風味で好みだったので、体質さえ合えば飲み続けたかっただけに残念。
最近買った漫画

サイコ工場A、Ω 表紙がかっこよかったので買った。 
 B級スプラッターホラー的な、これ笑って良いんだよね?って流れだけどめちゃくちゃ登場人物死んでたり。 
 どの話のテンポも良くて小気味良い読み味。 
 描かれているどの線も均一なのが新鮮だった。 
 ホラー系の漫画によくみられるキャラクターの動きが静止している絵も。 
 楳図かずおとか伊藤潤二から見られる系譜をこの漫画にも感じた。 
 Aに収録されているTAXIという話が特にお気に入りで、 
 「御臨終です」というセリフが左ページ左下にあって、ページをめくると見開き2ページで人が轢かれて死にまくってる迫力ある絵がババンと出てくるのはめちゃくちゃ笑いました。





 
  
  
  
  
  
  
  
 



