2月23-3月01日に見た映画 M8 headless起動できた

3月跨いだけど2月4周目とします。
今週は割と構成固めの、ウェルメイドな作品ばかりだった気がする。
秘密の花園だけあんまり合わなかったけど、どれもいい作品だった。

タイトル監督視聴手段
リトル・ダンサースティーブン・ダルドリーU-NEXT
マイ・ブルーベリー・ナイツウォン・カーウァイU-NEXT
ムーンライトバリー・ジェンキンスU-NEXT
パリタクシークリスチャン・カリオンU-NEXT
はじまりのボーイミーツガールミシェル・ブジュナーU-NEXT
秘密の花園フレッド・M・ウィルコックスU-NEXT
スター・トレック (2009年の映画)J・J・エイブラムスU-NEXT

今週のシネマ・インプレッション

スター・トレックおもしれー

スターウォーズ6作も3以外は見たしこっちも見とくかと思って調べたところ、この2009からの三部作と過去作は全く別物なので、とりあえず3部作だけ見とけば?みたいな意見を鵜呑みにして見た。
むかーしテレビ放送?してたシリーズをレンタルして見てた記憶がある。どのシリーズかも覚えていなくて、ぼんやり覚えているのはわりとウィットに富んだギャグが多めで、かつSF的な情報過多だった印象。
当時の僕からしたらハイコンテキストな内容だなと思ってシリーズを続けて見るのはやめてしまった気がする。

なので、ちょっと構えて見ないとなと思っていたんだけど。

この2009のは非常に良くできた映画だった。
特に上映1時間経ったあたり、カークが船外に放り出されたからの話の運び方はほんとよくできてたと思った。
宇宙進出が当たり前になってる時代のSFね、からの え?時空を跨いでるやついるの?みたいな設定の広げ方は楽しめたし、カークとスポックの対立からのバディものになる展開も全員好きなやつじゃーんって思いながら見てた。
カークとスポックの対極にいるキャラクターも王道すぎるくらいなんだけど、でもあんまりくどさを感じさせないのは序盤で双方の生い立ちが描かれたからなのかなと思った。
スポックの規律を守る論理的行動マンになった理由もきちんとしてるし。
カークは生まれたと同時に父を喪失してるし。
こういうキャラクターのバックグラウンドの見せ方もとても上手い。

もっとギャグ要素がたくさんある映画だと思ってたから「あれ?ずいぶんとちゃんとしてる映画だ」と終始思いながら見てた。

不正行為だらけのカークが「過去に戻り歴史を変えるのは不正行為だ」
と未来のスポックに諭すと
「友人に教わった手だ」と応えたシーンはとても好きです。

あと僕が学生だったら毎回飲み会終わりにlive long and prosperをやってたと思う。

パリタクシー

こちらもシンプルいい映画だった。
登場人物の第一印象があまり良くない描き方から、物語が進むに連れて大好きになっていくやつ。それが丁寧に作られてるなと思った。
免停間際の主人公が信号無視で停車を促された時は、あーこっから良くない展開にしていくわけね?とハラハラしたけど、それをなんなく解決したマダムのシーンでこの映画好きだなと思えたし、どうやって警察を説得したのか?もすげーよかった。
このシーン以降グッと二人の関係が縮まった感じも良き。

パリが舞台なのにおしゃれさを前に出してない(とはいえ飲食店やちょっとした路地の景色はとても美しいけど)ところもノイズにならずに見れた。

M8 headless気に入った

M8 Trackerという音楽を作る機材があるんだけど、headless版、つまりハード部分は自分で用意すればほぼ同じ機能が使えるものが存在していて、そのheadless環境作ってM8起動できたよという話

ハード部分に選んだのはTrimui Brick。

M8 headlessにはLinuxOSのエミュレーター機が必要で、有名なところだとANBERNICのエミュがよく使われてます。
ANBERNICの方が安価なんだけど、見た目の美しさと、構築において避けて通れないTennsy4.1(M8の核となるマイコン)の置き場をスマートに解決してくれる機種でもあったのでこちらを選んだ。

構築するまでに大変だったのはDirtywaveのDiscordサーバーにあるheadless用のテキストチャンネルを見漁って構築手順をまとめたこと。
だいたいAIにテキストぶん投げてまとめてもらったんだけど、とはいえ手順が必ずあってるかの確証はなかったので、答え合わせしつつ構築したのは結構疲れた。

一度は起動しなかったトラブルもあったし。
環境構築はそれなりに人数がいて、ある程度知見が集まってる状態じゃないとできないと改めて思った。
なにはともあれ無事起動できたし、基本操作も覚えて今めちゃくちゃ楽しんでます。
左にいるのはモデリングしたumarell。気に入ってる。

構築手順は気が向いたら記事にしようかなと思ってる。

テキストチャンネルを徘徊してる中でTrimui Brick用のTeensy4.1ケースをモデリングしている人がいたので、連絡取ったところありがたいことに3Dデータを送ってくれました。
タイミング的にもデザインが固まって完成ってところだったらしい。
Trimui Brickを邪魔しないデザインでとても気に入ってる。
ほとんどのM8 headlessの画像や映像を見てもエミュの底面にプラプラteensyがぶら下がってるの格好悪いなと思っていたので、運良かったなと思った。
データくれた人の対応も丁寧だったし、しかも雑談したら趣味合ったという縁もあってこのタイミングで3Dプリンター買うかってなったね。

背面上部にTeensy4.1が収まっている。美しい。

選択肢があまりないLinuxOSを搭載してるエミュの中で、かつLRボタンの間になぜかUSB-Cのポートがあって、そのポート位置を利用してteensyをキレイに収めるデザインを考えてくれたひとがいたので、満足な環境でM8 headlessを楽しめてます。

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