珍しく読書が捗った週だった。もっと読書だけに絞った空間がないと日常的に本を読めないと思った。エアロバイク買って漕いでる時は読書タイムにするという友人の話もいいけど、部屋の押し入れを腐らせてる(使用していない)のでヌック的な物を作ろうかと画策している。 Kindleが読書しかできないように、モニターが見えない場所じゃないとなかなか集中できないね。
タイトル | 監督 | 視聴手段 |
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私立探偵ダーク・ジェントリー 02 | マックス・ランディス | Netflix |
![]() | アンドレイ・タルコフスキー | U-NEXT |
![]() | 佐々木芽生 | U-NEXT |
![]() | ボブ・ペルシケッティ ピーター・ラムジー ロドニー・ロスマン | U-NEXT |
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パーマネント野ばら | 吉田大八 | Amazonプライム |
今週のシネマ・インプレッション
フランシス・ハを見て、ゴーストワールド的な尖り方を続けた先の人生を見た気がした。社会にあんまり溶け込めてない具合とか、自分の話ばかりしてしまう感じも。コメディ映画だけど目を逸らしたくなるくらいの痛さがあって、キャラクター造形から伝わってくる社会との関わり方みたいなものに耳が痛くなった。 ダークジェントリーは今のところピンと来てない。わけわからん情報の畳み掛けとダグラス・アダムスのギャグについていけてない感じ。毎日映画見てるけど、映像コンテンツを長時間見るしんどさは常に感じてるので、続けてドラマを何話も見続けるには相当面白さを感じないとならなそう。 ノスタルジアって見たことなかったから見ようと思って、途中でしっかり寝ました。幻想的で夢のような映像は睡眠導入にぴったりな気がした。 なんとなくドキュメンタリーを見ようと思ったので、適当にチョイスしたハーブ&ドロシー、ミニマルな美術品を数千点集めまくった夫婦の話。特に所得があるわけでもなく、いわゆる普通の夫婦が、なにか一つのことを病的に極めた結果みたいなネテロ会長なエピソードを感じてなかなか楽しめた。扉の横に飾ってあった壁にロープの切れ端を釘で 打ち付けてる作品を見たスタッフが「これはどういう意味が?」という質問に対して「意味はなくていいの、視覚的なものだから」と返していたのがソンタグの反解釈だ、と思った。続編もあるみたいなので、そのうち見ようと思う。 数年前に友人から激推されてたスパイダーバースをようやく鑑賞した。スパイダーマンの知識はほとんどない状態でみたけど、話よりもアニメーションのかっこよさに圧倒された。割と序盤のスパイダーマンと怪物が戦ってるシーンもあんまり日本のアクションアニメでは見ないような構図で、引きのアクションからスパイダーマンが画面を大きく横切るように逃げるところとか、マイルスが駅のホームから反対側へ飛び移るシーンとか、とにかくかっこいい絵がたくさんあってそれだけで大満足の映画だった。 マルホランド・ドライブは2/3くらいからめちゃくちゃ混乱する展開で、見ながら「つまり序盤の映像は・・・」みたいな仮説を立てながら見ていたけどそれらが説明されたり明かされたりするようなことはなく、ここで終わりかよ!と驚かされた。女性の嫉妬と復讐、そしてifストーリーがごっちゃになってて今まで見た映画のなかでも上位にくるくらいに分かりづらいと思った。 またまたドキュメンタリー。ドリスヴァンノッテンというファッションデザイナー(彼はファッションという言葉を好いていないけど)の仕事に対するこだわりを描いた映像で、あらゆるもののなかから遠いものと遠いものをかけ合わせて、何度もトライ・アンド・エラーしている部分はどのモノ作りでもやられていることで、わかっちゃいるけど再度答え合わせを見た気がした。 ちょっと前にさよなら絵梨を読んだときに作中で出てきてたパーマネント野ばら、見たことなかったので見た。 終始漁村での生活風景にぞわぞわしながら見ていて、自分はやはりある程度街であったほうが生きていきやすいだろうなと思った。あと配役が絶妙に華を感じにくい俳優陣で最高でした。例えば深津絵里とかなら華がありすぎるというか、村で暮らしている人って感じには見えないけど、池脇千鶴が特にすばらしい。 あと子供時代のやりとりが自然に感じたし、転校で別れのシーンも既視感があったんだけど、見終わって調べてみたら奥寺佐渡子脚本で腑に落ちた。
本ページの情報は2025年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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