今まで読んだ漫画で好きな作品全部まとめて紹介するよ(2021年06月時点で30冊)

ブログ始めた頃に【好きな漫画5選】みたいな記事書いたんですけど、紹介できる作品まだまだあるなと思ったので、好きな漫画全部列挙することにしました。

ランキング形式ではなく、順不同です。ジャンルもバラバラ。思い出した漫画から書いていきます。
あらすじは書いたり書かなかったり、適当です。

初回は20作品くらいを紹介して、徐々に増やしていく予定。
多分100作品くらいは紹介できると思うので、思い出しつつ、なるべくこの記事を定期的に更新していくので、気が向いたらチェックしてみてくださいね。

外天楼 – 石黒正数 全1巻

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1巻完結の短編ミステリ漫画です。
1話は男子がエロ本買いに行く話で「あれこれギャグ?」と思うようなところから始まるんですけど、読んでいくうちに散りばめられた伏線がどんどん回収されていって、一見関係なさそうな話も全部繋がっていきます。

「なにか面白い漫画ない?」と言われて「とりあえず1巻完結だからこれ読んで」と勧めやすい作品です。

預言者ピッピ – 地下沢中也 既刊2巻

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続きが描かれない漫画といえばHUNTER HUNTERが有名ですけど、この預言者ピッピ同様の漫画です。
しかもめちゃくちゃおもしろいんです。
災害から人類を救うために作られたピッピというロボットが主役のSF作品なんですけど、おそらくスケールがめちゃくちゃ広そうな話なんですよね。
2巻までしか出ておらず、これからどうなるんだろう?的な謎を残しつつずっと待っています。
人に勧めて「これで続きが出てないの!?」って一緒にモヤモヤしましょう。

スケットダンス – 篠原健太 全32巻

正義感の強いボッスンと喋らず機関音声で会話するスイッチ、元最強の不良のヒメコの3人がなんでも屋みたいな部活を作って人助けをする学園漫画。
通常回は基本ギャグが多いんですけど、ちょいちょい入るメインキャラクターの過去の話はドラマみたな話が多いです。
ドラマみたいな展開が好きな人にはおすすめ。
僕は学園漫画で卒業まで描いてくれてる作品はだいたい好きなので、スケットダンスもかなり気に入っています。
卒業式はうるっときますよ。

プラネテス – 幸村誠 全4巻

2070年代に宇宙ゴミを処理する仕事をするハチマキや同僚の話。
設定は未来ですが、中身はヒューマンドラマです。舞台が地球から宇宙へ変わっても国との争いや社会問題、貧困問題などリアルに描かれています。
全4巻なので読みやすいですし、年齢を重ねるごとに読み返すと新しい気付きがあります。
僕の一番好きな漫画です。

よつばと – あずまきよひこ 既刊15巻

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KADOKAWA
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よつば という女の子が過ごしている日常を丁寧に描いてる漫画です。
子供にしか気づけない日常の中の「初めて」をこれでもかってくらい美しく、尊く表現していて、読んでいて眩しくなります。

「よつばってこういう視点で毎日を楽しく過ごしているんだな、俺にとっては当たり前になってしまったけど」みたいな感想は読んでる人全員が思ってそう。
よつばの視点でもう一度日常を楽しみたいと強く思います。

出直しといで! – 一色まこと 全6巻

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80年代後半から90年代頭くらいまでの時代を描いた学園漫画です。
勉強はできないけどスポーツ万能、でもとびきり明るい茜が罰ゲームで告白した男の子と付き合うことになって、最初は冗談だったけど徐々に本当の恋人同士になっていく話を軸に、個性ある愛くるしい友人立ちの話が絡みつつ、学園生活を送っていくという話です。
この漫画も卒業まで描いてある漫画です。
読み終わったあと全キャラ好きになります。
一色まことの漫画キャラの泣き顔はどんなキャラも4歳児みたな顔になっていい表情なんですよ。

ヒストリエ – 岩明均 既刊11巻

古代ギリシアを舞台にエウメネスという少年の生涯を描いている作品。歴史上の人物を扱っており、史実を元に描かれています。
序盤の子供のころに家族も住む場所も全て失うというシーンがあり、そこからのサクセスストーリーも気持ち良いですし、エウメネスという人間の頭の良さに惚れ惚れするシーンがめちゃくちゃ多いです。

土星マンション – 岩岡 ヒサエ 全7巻

地球には人が住まなくなって、代わりに上空にリング状の巨大なマンションを作り、そこに人々が住む時代。
マンションに住む人は上層、中層、下層に分けられて、主人公ミツは下層で生活しながら上層の窓拭きを仕事をする話です。
窓拭きの仕事仲間との関係や、上層のお客さんとの関係から生まれるストーリー。
そういった出会いがミツを少しずつ成長させていきます。
いい人だけじゃなくミツに対して厳しいセリフも結構あるんですけど、絵のタッチが繊細で、キャラクターも柔らかい雰囲気で描かれているので、なんか中和されます。

おおきく振りかぶって – ひぐちアサ 既刊34巻

一番おもしろいと思う高校野球漫画。
全員1年生の新設野球部が甲子園を目指す話。
限りある高校3年間の部活をじっくり丁寧に描いています。
野球というスポーツへの見方もこの漫画でだいぶ変わりました。
きちんと論理的な練習や、試合での戦略を立てているシーンは「こんなに考えて野球やってるのか」と驚きます。
また、どのスポーツでも共通するメンタルの部分は心理学を使った説明を踏まえて克服していくので、スポ根漫画と比べて説得力があります。
押し付けてくる熱血さ みたいなものはないけど読んでてめちゃくちゃ熱くなります。

のらみみ – 原一雄 全8巻

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のび太にドラえもんがいるように「キャラ」と呼ばれる生物が子どもたちのパートナーとして日常を愉快に演出してくれるのが当たり前になった世界の話。
キャラとは小学生までしか一緒にいられないというルールがあります。
そのため出会いと別れがあり、キャラとの別れを通して子供もちょっとだけ成長する、みたいなストーリが最高です。
他にも、キャラがいることで家族間で揉め事が起こったりと、ドラえもんなら無視してる「リアルな出来事」ものこの漫画では描いてくれているのがいい感じです。
大人が読んでもあるあるな話もありますが、個人的には子供の心情をほんとうによく描いていると思います。

レベルE – 冨樫義博 全3巻

一人暮らしを始めたゆきたかの元に突然宇宙人を名乗る金髪ロン毛のイケメンが現れるところから始まります。
この金髪宇宙人が実はドグラという星の王子で、めちゃくちゃ悪知恵が働くバカ王子で、彼を中心にいろいろ話が進んでいく作品です。
当時月1の連載だったので、オムニバス形式で話が進んでいき、王子が全く出ない話もあります。
まるまるギャグの話もあれば非常にシリアスな回もあって、とても全3巻とは思えないストーリーの密度です。

ヒカルの碁 – 小畑健 ほったゆみ 全23巻

ある日、囲碁の強い霊が小学生のヒカルにとりついて、ヒカルが徐々に囲碁の世界へ入っていく話。
とにかく面白い。けど何回読んでも囲碁のルールがわからない作品です。
ルールがわからないのに対局シーンが優勢か劣勢かをキャラの表情や、碁石を打つ勢い、擬音などで表現しているのがすばらしい。
話もテンポもいいしスラスラ読めます。
「囲碁のルールわからないし」って人に程読んでほしいです。

げんしけん – 木尾士目 全21巻

「こんな学生生活送りたかった」NO.1漫画です。
年季の入ったサークル室、異常に物にあふれているオタク友人の部屋、ウマが合うわけじゃないけど、サークル一緒だからという理由で徐々に関係が築かれていくサークルメンバー。
人間関係のめんどくささもよく描かれていますが、基本的には「うらやましいな」という気持ちが強くなる漫画です。
マイノリティなオタクの気持ちがわかる人におすすめです。

7seeds – 田村由美 全36巻

研究結果で地球に大災害が起こることがわかって、人類を残すために若くて優秀な男女をコールドスリープさせて災害を乗り切るという7seedsプロジェクトが立ち上がり、目覚めた7seedsプロジェクトの人間たちが過酷な環境で生き抜くというサバイバル漫画です。
少女漫画という括りらしいですが、完全にその域を超えています。
登場人物の多い漫画で、群像劇になっているのも好きなポイント。

ピューと吹く!ジャガー – うすた京介 全20巻

ミュージシャンになるために上京してきたきよひこがジャガーという笛を演奏する変な男と出会い、気づいたらスター養成所へ入学し、共同生活をすることになるという話。
生まれた年代によって触れるギャグマンガはそれぞれだと思いますが、僕にとってギャグマンガといえばこの作品です。
突拍子もない変な発言の面白さ、無職っぽい人たちの「暇だからこそ」みたいな余裕ある生活。子供ころは「20代にもなって働いてないのウケる~」とか思っていたのに30代になっても適当な生活しているので、今読むとちょっとズキズキする漫画です。

MONTER – 浦沢直樹 全18巻

ドイツで医者をやっているDrテンマは、出世コースを捨ててまで助けた子供が人殺しのモンスターだったと知り、モンスターを殺すために旅に出るという話。
小学生の頃から家にあったので、よく理解せず何度も読み直していた作品です。
今読んでもめちゃくちゃ面白いです。
テンマが旅の途中で知り合う人たちにも物語が生まれて、彼らのストーリーも別軸で進んだりします。
ニナ・フォルトナーという女の子が主役の話で「人殺しなんて簡単だ 砂糖の味を忘れればいい」というセリフが出てくる回が好きです。テンマ出てこないんですけどね。

ガンツ – 奥浩哉 全37巻

地下鉄のホームで線路に落ちたおっちゃんを助けた玄野と加藤は、その後電車に轢かれてしまうが、気づいたら黒い球が置いてあるマンションの一室にいた。
わけもわからず黒い球から指令が表示され、宇宙人と戦うことになるという話。
アニメ化も映画化もされているので知っている方も多い作品だと思います。
僕がこの漫画を知ったのは多感な中学2年生でした。
「知る人ぞ知るエログロ漫画」的な立ち位置で「こんなやべー漫画があるのかよ」とわくわくしながら読んでいた記憶があります。
千手観音編がまるまる夢に出てきてめちゃくちゃうなされたのもいい思い出。
後半の展開はちょっと理解できないとこも多いですが、出会ったタイミングもあって、好きな作品です。

HUNTER×HUNTER – 冨樫義博 既刊36巻

未知の財宝や生物、場所を追い求めるハンターという職業がある世界。
会ったことのないハンターの父に会うために自分もハンターを目指すゴンの旅から始まる話。
少年漫画らしいスタートを切る漫画ですが、中身は少年漫画と青年漫画を行ったり来たりするような内容です。
能力バトルもあるのですが、能力の言語化、設定が非常に秀逸。
個人的にはジョジョと並んで2トップの能力漫画だなと思ってます。
続きが連載されない漫画として有名で、つづきはいつ読めるんだろうと3日に1回くらいは考えてます。恋に近い。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション – 浅野いにお 既刊 10巻

東京の空に巨大な宇宙船が停滞していて、「侵略者」と呼ばれる宇宙人との戦いが適当に行われながら、一方で日常を過ごしている人々の生活の話。
女子高生のなんでもない日常が描かれているけど「でも東京の空に宇宙船あるんだよな」ということが頭の隅にあることで、彼女らの日常がなんか儚く見えてきます。
作中ではインターネットで様々な陰謀や憶測が蔓延ったり、オリンピックどうするのみたいな話題があったりと、現実と似たことがたくさん起こっています。
そろそろ完結するっぽいので、現実の話題とリンクさせて読むなら今!って感じがします。

天国の魚(パラダイス・フィッシュ) – 高山和雅 全1巻

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舞台は巨大彗星の直撃が決定している地球です。
ある島に住む家族5人は、島を離れずに残る選択をします。
島にも一応古いシェルターがあり、家族5人はそこへ避難しますが、彗星が墜落した衝撃で気を失い、気づくとあたりはシェルターの中ではなく、町の中で・・・というところから始まる話です。
1巻完結漫画なら上位TOP3に入るくらい面白い作品。
物語の演出、構成が非常によくできているので、読んでいて飽きないです。
SF作品をよく読んでいる人は馴染みあるテーマで楽しめると思いますし、まったく読んだことない人でも家族というわかりやすいテーマから入りやすい作品だと思います。

テニスの王子様 – 許斐剛 全42巻

ストーリーは主人公の越前リョーマが入学した青春学園が大会で勝ち進んでいく話。
もはやテニスをしていないと揶揄されるテニス漫画ですが、関東大会あたりまでは十分必殺技として許容できるレベルのテニス漫画でした。
「ああ馬に乗ってテニスしてる漫画ね」とか「巨人が出てくるやつね」みたいに思ってる人は関東大会あたりまで読んでほしい。
これは個人的な思い出ですけど、10.5巻というファンブックの中に青春学園の各メンバーがテニスバッグの中に入れている日用品が紹介されているページがあって、当時何度も読み直した記憶があります。
YouTubeでも持ち物動画みたいなのよく見るので、昔から好きだったんだなと。

もやしもん – 石川雅之 全13巻

農大に入学した沢木は子供の頃から菌が肉眼で見え会話ができる人間で、祖父の友人の樹教授のゼミに参加しつつ大学生活を楽しむ話。
沢木は知識はないので樹教授から学ぶポジションは普通の大学生と同じってところがいいです。あまり菌が見えるというアドバンテージが使われない話が多い。
大学入学から描かれているので、「大学生活のスタートってこんな感じなのか」と読んでいて大学生活を想像していたのを思い出します。
あと出てくる美人キャラは全員同じ顔なのに、主婦とかその他のモブの描き分けがすごいです。
作者にとっての美人がブレない部分が好きです。

金色のガッシュ!! – 雷句誠 全33巻

魔界の時期王を決めるため、人間界に100人の魔物の子供が送られ、子供一人につき人間のパートナーがタッグを組んで、王を決める戦いをしていく話。
とにかく熱い漫画です。ジャンプ的な王道ストーリーだと思う。
シンプルな感動話が多く、きちんと話も終わるのでわかりやすくて読みやすいです。
僕より上の世代の人はうしおととらを似た理由で挙げられることが多いです。
金色のガッシュ!!の方は舞台が現代なのと、主人公の清麿が中学を卒業するまで描いてくれるところが刺さったのでこちらの漫画の方が好きです。

富士山さんは思春期 – オジロマコト 全8巻

中学2年生、身長180センチを超える富士山と身長160センチの上場の恋愛を描いてる話。
長身の女性が好きな人は全員読んでほしい。
中学生の甘酸っぱい恋愛もよく描かれているけど、常に「恋人が180センチ」がくっついてる感じが最高ですね。
富士山さんの天然なキャラも高嶺の花って感じがなくて好感持てます。

ろくでなしblues – 森田まさのり 全42巻

帝拳高校に入学した前田はプロボクサーを目指しながら不良の仲間と高校生活を過ごしたり、他校との喧嘩に明け暮れる話。
個人的にNo.1不良漫画です。
展開がジャンプ的で最高ってのもありますが、主人公の前田を始め、帝拳高校のキャラクターが全員愛くるしい。
あとはやっぱり前田が高校卒業まで描いてくれてるのが好きなポイントですね。

我らコンタクティ – 森田るい 全1巻

会社をやめようか迷っていたカナエはある日、同級生のかずきと再開し、彼がほそぼそと作っていたロケットエンジンを見て一緒にロケット作りに参加することにするという話。
一本の短編映画を見たような感覚になる漫画です。
バトルマンガみたいな派手さはないですが、胸のうちにある野望みたいな、ふつふつと湧き出てくる熱い感覚が良い。

働かない二人 – 吉田覚 既刊22巻

ニートの兄とニートの妹がニートな暮らしをする話。
設定は全然ちがうけど、よつばとに近い感じがする。
出てくるキャラクターが全員いい人で、ほんとやさしい世界。
心が荒んだときに読みたくなります。

彼方のアストラ – 篠原健太 全5巻

2063年、生徒だけで5日間キャンプをするというイベントのために惑星マクパへ向かっていたが、遭難してしまい・・・という密室SF漫画。
5巻完結という短さで話もよくまとまっています。
ヘビーなSFにありそうな小難しい設定などはなく、どんな人でも読みやすく作られていると思います。
ミステリー要素とSFってカチっとハマったときめちゃくちゃ面白くなる気がして、彼方のアストラはまさにうまくハマったなーと思った作品。

チェンソーマン – 藤本タツキ 既刊11巻

その日暮らしで「悪魔」を退治しながらギリギリの生活をしていたデンジが、公安のデビルハンターとなり、仲間とともに「悪魔」を退治していく話。
ジャンプ漫画の中でもかなり踏み込んだ設定だと思います。人もバンバン死ぬし。
僕は2008年くらいからジャンプを読まなくなたんですけど、周りでチェンソーマンの評判がすこぶる良かったので、またジャンプを読み直すきっかけになった作品のひとつです。
読む漫画の種類が少年ジャンプから青年誌へ移行した人にこそ読んでほしい少年漫画。

GREEN〜農家のヨメになりたい〜 – 二ノ宮知子 全4巻

調理の専門に通っていたワコはキャンプ先でたまたま知り合った農家の息子であるマコトに一目惚れして、めちゃくちゃ不純な動機から農家の家に転がり込んで、マコトに求愛しつつ農業を学んでいく話。
ワコの「かわいいけどダメな女」がいいキャラです。
彼女によって引き起こされる騒動はどれもアホらしくて笑えます。
愛すべきバカに振り回されつつも、少しずつワコに惹かれていくマコトとの距離感も読んでいて恥ずかしくならない感じ。
4巻で完結しているので読みやすく、シンプルに笑える漫画です。