どんどんソフビを買うペースが早くなっている。 恐ろしい。しかも買うごとに購入額更新。
ストレンジャー・シングスって好きな人多いと思うんだけど、わざわざ話題に出すほどじゃないなって位置に収まっている感じがする。 グッズとかも集めるほどじゃなくて、とにかくわかりやすい!見やすい!みたいな印象が強いから、見終わったあとも80’sの文化を掘るとかそういうのはせず、ただただ作品の浅い部分を美味しく頂いたみたいな感じ。それでも十分楽しいんだけどね。
だが!Mondoでこのデモゴルゴンを見つけたときにデフォルメ具合とサイズにやられた! 15インチ(38センチ)はデカいって!しかもデザイナーはROTTEN REXXのJames Gromanときた!
欲しいけどそこまでストレンジャー・シングス好きなのか?という疑問が浮かんだので、数年ぶりにNetflixに再加入。 Season4まで一気見からの、大解剖、それと作品について語ってる日本のポッドキャストとYouTubeを全て聞いた。noteやブログ等で作品について語っている文章もなるべく読んだ。
最近だとBRUTUSの”夏はSF“にストレンジャー・シングスについての文章があって、フィクションを現実のアナロジーとして考えるというのはジュブナイルSFらしいという指摘はとても納得できた。
手の届く範囲でストレンジャー・シングスに触れまくった結果、胸を張ってストレンジャー・シングス大好き!ってなれたので購入。
インパクトあるデザインの箱
パッケージのデザインはJordan Christianson
口をガバっと開けたイラストは迫力あるね。飲み込まれそう。 かっこいい。
本体外観
見よ。この迫力ある造形。 作中のデモゴルゴンはもっとスラッとしているけど、このあえて無骨な感じが魅力的。
James Gromanの彫刻は絶妙なデフォルメ感が良い。中国で発売されたエイリアンのデフォルメ具合も素晴らしかった。 ちなみに今回のデモゴルゴンの造形は3DスカルプトソフトのZBrushで彫刻したそうで、彼にとってのZBrushでの初作品とのこと。
色は80’s Fever Variantにした。 80’sの賑やかな雰囲気を意識した色。
80’s Fever Variantのペイントを担当したのはHector Arce
作中に似せた通常カラーとめちゃくちゃ迷ったけど、このカラーで非常に満足している。 口の中のピンク色が体の青と補色のような感じになってるのでより口内が目立つところも気に入っている。
作中の要素もりもり
このデモゴルゴンには作中で使われたアイテムが散りばめられている。 デモゴルゴンがメインの敵として登場するのはSeason1なので、主にSeason1のアイテム達だ。
右腕にはウィルとの連絡手段であったライト
デモゴルゴンの右腕にはイースターエッグライトが巻き付けられている。 裏側の世界に迷い込んだウィルと連絡を取るために表の世界にいる母のジョイスが用意したライト。 ウィルの生存を確認するSeason1で最も重要なアイテムの一つ。 ライトの部分はブラックライトで光る仕様。
背中にはスティーブがクルクルまわしていた釘バットが
Season1の中でも何度も見直したシーン。 釘バットが背中にくっついている。 色はスライムのような緑。 手のひらと同じ色でポップさが増して良い。 あの表情の見えないカットでスティーブがバットを回すシーンはとても印象的。
左足には罠
左足には罠が。 釘バットの攻撃でデモゴルゴンが後退した先に設置してあった罠。 これもバットと同じ色で統一している。 なんとなくデジモンを思い出す。オーガモンカラーだからかな。 チェーンの部分もソフビなのかなと思ったけど流石に金属だった。
ダートもついてくる
Season2でダスティンが飼育していた謎の生物 ダートもおまけでついてきた。 子供だけが知ってる謎の生物を匿うストーリーもジュブナイルど真ん中って感じでこの辺りの話の流れも好物。
80’s Fever Variantはバット、罠、ダートのカラーが統一されてるのがアクセントになっていて良い。
付属品は本棚の間に飾るとそれっぽくなった
本体は頭部と右腕が交換できるようになっていて、口を閉じているものと、ドクロを持っていないものがついてくる。
飾るなら口は開いてるほうがいいしドクロも持っている方が迫力あるので、腐らせるなーと思っていたけど、本棚の間に入れたら裏の世界から出てきた感じになったからこのまま飾ることにした。
大満足の造形、サイズ
でけーソフビは所有感を満たしてくれる。 正直尻込みする価格だったけど手に入れて良かった。
ソフビ集め、このペースだと次は半年後くらいにほしいソフビを見つけて買ってるんだろうな。