僕の好きなおすすめ漫画5選

僕の好きな漫画を5つ紹介します。
今回はめちゃくちゃ好きな作品だけに絞ってみました。
どの作品も有名ですが、もし読んだことない方がいればぜひ読んでほしいです。

わかめふーはどんな漫画が好きなの?

ヒューマニティーな漫画が好きです。
あと主人公が学校入学から卒業まできっちり描いてある漫画も好きです。

主人公が大人でもいいのですが、どちらかというと少年少女が学校生活という尊い時間を過ごしながら、なにか物語が進んでいく・・・みたいな作品を好んでいると思います。

僕は割と絵で敬遠するタイプですが、紹介している作品は何度も読み直したものなので、パッと見て苦手だなと思う方にも読んでほしいです。

面白さを共有したいし、この記事見てこの漫画好きそうって作品教えてほしいです・・・!!

プラネテス 幸村 誠 全4巻

あらすじ

2070年代に宇宙で働いている人たちの話。人工衛星などを打ち上げた際に生まれる破片(スペースデブリ)を大気圏に落とす仕事をしている星野八郎太(ハチマキ)を中心に、人情や哲学がいい塩梅でブレンドされている作品。

感想

好きな漫画なに?と聞かれたら必ずこの作品を上げるようにしています。

この作品には友人というカテゴリーの人間はでてきません。仕事仲間や家族に焦点をあてていて、それらの関係がとても自然に美しく描かれています。うまく築けていない僕にとっては読むたびにグサグサきます。

宇宙とは、夢とは、自分とは、みたいな感じで哲学的な問いが出てくる場面も結構あります。この辺は文章にするとエモさが薄れる気がするので、各々読んで心にしまってほしいです。

ちなみに作者の幸村誠先生は第一話を書くのに1年間かかったようです。連載という枠からはみ出して時間をかけて練った作品だけあって一話一話の重みが違います。

それとアニメも名作です。オリジナルキャラが出ていて原作と別物ですが漫画が楽しめる方なら問題ないと思います。

のらみみ 原 一雄 全8巻

created by Rinker
¥693 (2024/04/27 07:39:57時点 Amazon調べ-詳細)

あらすじ

秘密道具を出さないドラ〇もんのようなキャラと呼ばれる生物が世にあふれかえっていて、子ども達の元へ居候する話。主人公ののらみみはその中でも特徴がなく、居候紹介所に居候している稀有な存在。ほんわかした絵柄だが、子どもや家族の設定は意外にリアル。

感想

プラネテスに並んで好きな漫画を聞かれたら上げている作品です。僕の中でのツートップ。

子どもの感性をよく掴んでいて、そういうのを大事にしているのが伝わります。「キャラが居候できるのは子どもが小学生まで」というルールがまたよくできていて、これによって出会いと別れがあり、子どもの成長を感じられます。

お勧めは5巻の「魔女っ娘メリィーちゃん」です。この話は設定が冬なのもまたすばらしいです。必見。

ふたつのスピカ 柳沼 行 全16巻

あらすじ

宇宙飛行士を目指す鴨川アスミを含む少年少女5人の宇宙学校生活の話。厳しい訓練や膨大なカリキュラムをこなしていく様子が読者にはスラスラ読めて、でも辛さや努力はきっちり伝わってくる作品。少年漫画とは違った現実感のあるサクセスストーリー。

感想

宇宙を題材にしているけども難しくなく、アスミ達の学校生活での心の動きや関係がしっかり伝わってきて、しかも入学から卒業までを描いている作品。最高。

僕の好きな部分が全部詰まってます。直球ど真ん中ストレート。
一緒に行動していく5人の男女比が2:3というのもいい。全部いい。

同年代の平均よりも身長がうんと小さいアスミが、弱音を吐かずに努力し続けるところが読んでいてグッときます。あの小さい体のどこにパワーがあるんだーと。

各巻の最期には作者の実体験を基にしたエッセイ漫画があって、こちらもいい雰囲気で描かれています。心がピュアなうちに読んでほしいです。

ろくでなしブルース 森田まさのり 全42巻

あらすじ

キレると関西弁になる前田太尊が、プロボクサーを目指しながら仲間と学校生活を送ったり他校と喧嘩する話。日常パートと喧嘩パートのバランスがよく、読んでていて飽きない。また、前田を含む四天王との闘いや、少年ジャンプらしい展開もあり、さすがジャンプ黄金期と言わざるを得ない。

感想

この作品も僕の好きな主人公が入学から卒業までを描いたものとなっていて、何度読んでも最終話は「終わらないでくれーーーーー」って気持ちになります。それくらい42巻までに描かれている前田太尊たちのストーリーが面白いです。

ギャグの部分も古臭い感じはなく、今読んでもクスッと笑えます。好きなキャラは八尋です。

げんしけん げんしけん二代目 木尾士目 全21巻

あらすじ

大学入学後、意を決してオタクサークルに入った笹原とその周り人たちの大学生活(サークル生活)の話。笹原がサークル加入後から着々とオタク活動を経て染まっていく様子や、スクールカースト上位ではない登場人物らの視点と会話がうまく描かれている作品。

感想

「こんなオタクサークルなら楽しそう」

そんな風に思える作品です。

先輩たちは所謂コミュニケーション苦手な人もいたり、衝突もあったりとその辺の人間関係の描き方が非常に上手な作者だと思っています。

僕はこの作品をニコニコ動画が出てきたり、深夜アニメが盛り上がり始めた2006~07年頃に読んだので、自分にとってはオタク世界の入り口として読めてタイミングが良かったなと思っています。

現代はオタク文化が連載当時よりも認知されていると思っているので、当時の排他的な雰囲気を感じつつ読むというのは難しいかもしれませんが、登場人物が非常に魅力的なのでおすすめです。

まとめ

今回は何度も読んでめちゃくちゃ好きな漫画を5つ紹介しました。
今後は別記事で面白かった漫画を少しずつ上げていこうと思います。
まとまったらこの記事にもリンクを貼っていくので気になる方は見ていってください。
それではさようならー